フジ技研の強み

地域の人々の想いをカタチにする対話型の設計

少子高齢化社会、AI、IoT社会に直面し、人々の意識や価値観も大きく変動しております。また、各地で多くの自然災害が発生し、国民の安全・安心を確保するために重要なのは、防災・減災となるインフラ整備であります。道路、橋、トンネル、ダムなどの私達の身近な社会資本に対するニーズもまた多様化してきました。

わたしたちは、真に必要なインフラ整備を追求するため、自然環境とそこで生活する人々とすべての利用者と対話することを最も大切にしております。地域住民全体の合意形成や、意見の調整などが現在、重要な課題となってきています。

フジ技研では、建設コンサルタントとして単に発注者のパートナーとして計画・設計を行うだけでなく、地域住民とのパイプ役として積極的に調整役としての役割を担っていきます。地域の人々が主役となって、安全・安心な社会資本の維持管理に望めるようアプローチを行なっています。

多分野に対応できるエキスパート集団

フジ技研では、多様化するニーズに応えられるよう、設計部門・調査測量補償部門に分かれ、道路・トンネル・橋梁・河川・農業土木等それぞれの分野で専門技術者が十分にその力を発揮できるような体制づくりを行なっています。

道路工事をする場合、対象となる領域が河川分野や構造分野や森林、農業土木分野に広がり、道路部門にとどまらない場合が数多くあります。このような場合、複数の分野に渡る課題に対して、幅広い領域を判断しなければならず、専門以外の広い知識が求められることになります。

こういった状況に対応すべく、多くの社員が専門技術士・RCCM(シビル コンサルティング マネー ジャ)等の資格を取得することを大前提に、一人一人が専門領域以外にも、広い視野を持つことを 大切にしております。関連する他部門のRCCMへの積極的な取得チャレンジを行い、まち医者のようなマルチタレントとして、スキルアップを行っております。会社としても積極的に資格支援を行っております。

未来をみすえた地域づくりの視点

AI や IoT 等を活用して安全・快適なまちづくりを進める「スマートシティ」技術が急速に進化し、建設分野におけるイノベーションも、建設現場の生産性向上を目指す i-Construction、3次元データ作成のCIMが着実に実行しています。わたしたちは、UAV、3Dスキャナー、3DCAD、バーチャルシミュレーションなど革新的技術力を整備して次世代都市のシビルエンジニアとしてチャレンジしています。

長野県の市町村では、少子高齢化は深刻な問題であり、役場職員の技術者も不足している現状から、社会資本の維持管理について提案を行っております。 例えば、市町村が管理している構造物(橋梁・トンネル)などを一括調査診断し、状況が悪いものから順位付けする長寿命化計画のプランニングを県内でいち早く着手しました。

民間支援業務を行っている強みを活かし、施工業者からの建設施工技術の習得や相談、現場 見学会を行い、施工者目線で実現性のある計画を提供できるように努力しております。